今回は「冬用のランニングシャツ」について本気で考えてみました。
僕は大学時代、冬は極寒となる県で陸上競技に取り組みました。
冬は氷点下(0度以下)でなければ暖かいと感じるバグった世界。
「今日は2度もある!暖かいね~」と今思えば頭おかしい会話をしてました。
当時はもこもこに着込んだ上でジョギング。
パーカーやスウェット、タイツ。
着込めるものなら何でも着込んで走ってました。
洗濯機はいつも、厚手の洗濯物でいっぱいでした。
冬の寒さもあってなかなか乾かないんですよね。
そんな暖かさを追求し続けた大学ランニングライフで唯一の盲点だったのがランニングシャツ。
ランニングシャツだけはいつも部活のおそろいのものか、大会の参加証でもらったものを着てました。
夏用も冬用も殆ど同じ素材のものを着ていて、違いがあるとすれば半袖か長袖の違いくらい。
半袖が夏。長袖が冬。それ以外の違いはないと思っていました。
そして、ランニングを始めて15回目の冬を目の前にした今、ようやく気付きました。
「あれ?夏用の素材でできたランニングシャツで走ってるから冬寒いんじゃね?」
これまで僕は、冬の寒さを回避するために、アウターばかりモコモコ着込んでました。
考えてみれば滑稽でしかない。
外側ばかり着込んでモコモコになっているのに、その中は夏用だなんて。
今年こそは着ぶくれせず、スタイリッシュになおかつ暖かく冬のランニングを満喫する、、!
そこから僕の、長い長い冬用ランニングシャツ探しの旅は始まりました。
冬用のランニングシャツに必要な機能性
まず、僕はランニングシャツに必要な機能性を整理することから始めてみました。
まず、ランニングシャツに求められるのは1にも2にも「汗の処理」のようです。
夏場の汗はもちろん、冬場の汗も身体を冷やす原因になります。
そのため、ランニングシャツのメーカーはこぞって
- 通気性(風通しを良くし、汗をかきにくくする)
- 吸水性(体から汗を吸い上げる)
- 速乾性(汗を素早く乾かす、発散させる)
この3つの機能を追求し、競合他社に差をつけようとしています。
他にも抗菌防臭機能やUVカット機能がついているシャツもありますが、
まず上記3つの機能がしっかりしていることが大前提です。
さらに、冬場のランニングシャツとなると上記3つの機能に加え
・保温性
が重要になってきます。
ちなみに、僕がこれまで使用してきた冬用のランニングシャツ(だと思っていたもの)
はこの保温性が欠けている素材のシャツでした。
ランニングシャツではなく登山シャツという選択肢
では、通気性・吸水性・速乾性に加え、保温性という機能を持ち合わせた
魔法のようなランニングシャツ。
こんなものはどこにあるのか。
僕も最初はずっとランニングシャツのカテゴリからその一枚を探し求めていました。
しかし、ある時ふと思いつきました。
「別にランニングシャツじゃなくてもいいよなあ」と。
結論、動きやすくて汗の処理が出来て温かければなんでもいいんです。
そこでたどり着いたのが「登山ウェア」です。
登山はランニングよりもはるかに「寒さへの対策」が重要になります。
ランニングは寒さ対策があくまでも「快適に走るための手段」なのに対し、
登山での寒さ対策は「命」に直結します。
体温調整をミスって低体温症になれば、最悪の場合、命を落とします。
そんな登山ウェアだからこそ、寒さ対策に技術の粋が詰め込まれているのではないかと考えました。
実際にどんな商品を購入したか
そんなわけで登山ウェアを中心に商品を見ていくことにしたのですが
登山ウェアは高機能なだけに、長袖Tシャツでも1万円近くするものがざらにあります。
「コスパブログを執筆するものとして必ず安くていい商品を買いたい、、(ケチなだけ)」
と思った僕はネットショッピングを続け、一つの商品に巡り合いました。
それはモンベルの「ジオライン」というシリーズの長袖Tシャツです。
ジオラインは薄手から厚手まで三種類の生地のバリュエーションがあります。
今回はランニングが使用用途なので一番薄手の「ライトウェイト」を購入してみました。
こちらは税込で3562円だったので、一般的なランニングウェアと値段は遜色ありません。
この冬はこのジオラインでガンガンランニングをしてみて
冬用のランニングウェアの最適解を見つけてみたいと思います。
ジオラインLWのレビュー記事はこちらになるので
ぜひこちらも読んでください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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