皆さんは仕事や家庭で忙しくランニングを辞めよう、中断しようと思ったことはありますか?
こちらの記事のアンケートによると
ランニングを挫折したことがある人は53%
更に、挫折の理由の42%が「仕事や家事が忙しかったから」と答えています。
計算すると、アンケートに答えた22%のランナー、約4人に1人が
仕事や家事の忙しさでランニングを中断していることになります。
そんな忙しさを理由にランニングを中断しようとしている人に
お勧めしたいのが「コスパのいい走力の維持」です。
これは完璧に僕の持論ですが
・仕事や家庭の忙しさからランニングの頻度が保てない、、
・卒業や転職するのでランニングを辞めようかなと考えている
・ベストを目指し続けるのがきつくなってきた、、
といった方にお勧めです。
それでは、「コスパのいい走力」がどういったものか説明していきます。
「コスパのいい走力の維持」とは?
ランニングを一度中断した経験がある人なら分かると思いますが
ランニング再開後に「ここまでなら簡単に走力が戻るな」というラインがあります。
僕の場合はそのラインが5000mで16分前後です。
僕はこれまで大学卒業後、病気をした後、転職をしたタイミングで3度ランニングから離れていますが
復帰して3か月あれば5000mを16分前後で走る走力に戻すことが出来ました。
僕の5000mのベストタイムが14分50秒なので、そこからは1分ほど遅いタイムです。
そして、このタイムはそれほど練習をしなくてもキープすることが出来ます。
僕はベストタイムを出すために週6日、1日2回トレーニングをしていましたが
16分前後のタイムは週3~4日、1日1回のトレーニングでキープすることが出来ます。
ランニングをしている人はストイックな人が多く
「ベストタイムが出せないなら競技を辞める」という人も多いですが
僕は、ほどほどの練習でキープできるコスパのいい走力を保っておくことをおススメします。
その理由を次の章で説明します。
「コスパのいい走力の維持」をおススメする理由
ランニングを通じたコミュニティに参加できる
コスパのいい走力を維持していると、様々なランニングイベントに参加することが出来ます。
練習会やマラソン、駅伝など。
そして、そのイベントを通じてコミュニティに参加することが出来ます。
学生時代の仲間と一緒に駅伝に出たり
会社のランニングクラブでマラソンに出たり
練習会を実施しているランニングクラブに新しく参加したり
これらのコミュニティでの活動は
人間関係を新しく作ったり維持したりして人生を豊かにしてくれます。
ベストを目指せないから、忙しすぎるからといって
ランニングから離れてしまうのではなく
コスパのいい走力を保っておくことで
ランニングを通じたコミュニティに参加することが出来ます。
コスパのいい走力は健康面でもコスパが良い
コスパのいい走力といっても維持するのに努力は必要です。
・トレーニングを長期間さぼったり
・生活リズムがめちゃくちゃだったり
・暴飲暴食をしたり
していてはコスパのいい走力は維持できません。
そして、運動や食生活、生活リズムの改善は健康な心身に繋がります。
僕は世の中で一番コスパの悪いものは「不健康」だと思っています。
不健康だと医療費がかかるのはもちろん
仕事や遊びに全力で取り組めず時間を無駄にします。
コスパのいい走力は心身を削ってでもベストタイムを目指すランニングとは違います。
ほどほどの労力で、運動不足、生活リズムの乱れ、暴飲暴食などの改善にも繋がります。
その点では最も健康にいいランニングといえるかもしれません。
いつでもまたベストタイムを目指すことが出来る
コスパの良い走力は自分のベストの実力の6割程度です。
6割程度の実力を保っておけば、いつでもベストタイムを狙うスタイルに切り替えることが出来ます。
ランニングを中断したところからベストに戻すのには時間や気力が必要です。
一方で常に6割程度の実力を保っておけば
仕事や家庭に余裕が出たタイミングでベストを狙うこともできます。
社会人は仕事や家庭で常にライフスタイルが変化するので
どんな状況でも、何が何でもベストタイムを目指すのではなく
・子供が生まれたので、今はコスパの良い走力でキープする時期
・仕事が落ち着いたので、ベストタイムを狙う時期
など、ライフスタイルに合わせてランニングへの取り組み方を変えるのも
一つのやり方だと思います。
まとめ
「コスパの良い走力の維持」についていかがでしたでしょうか?
こちらは完璧に僕の持論ですが、少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。
コスパの良い走力は、仕事や家庭とも両立しつつ
レースやトレーニングに参加することも出来る
「調度いい選択肢」なので
ベストタイムを狙い続けるのが苦しくなってきた、、
仕事や家庭でランニングの頻度を保つのが難しい、、
という方は是非取り入れてみてください。
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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